任意売却と競売どちらがいいのかというご質問をいただくことがございますが、結論から言うとほとんどのケースは任意売却の方がご相談者にとっては好条件です。

競売はそのほどんどが不動産業者が落札し、利益を乗せて転売するため、一般市場よりも安くなる傾向がございます。その為、不動産業者は入札前に現地を見て回り、不動産の値付けを行うので、自宅の周辺を不動産業者が来たりと、トラブルになるケースもございます。

任意売却は一般市場に流通させ、直接一般のお客様に販売するので、むやみやたらと不動産業者が来ることもございません。

債権者も競売になるよりも任意売却で売った方が高値で売れる可能性が高いことをわかっています。
結果、売却金額の中から次の引越し費用を出しても、住宅ローンの残金を競売よりも多く回収でき、ご相談者（売主）の手残りも多くなります。

ただし、ご相談者様が居住中に売出す為、内見時の立会いなど、多少お手間はおかけいたしますが、通常売却と変わらないので、引渡日等もある程度調整も可能です。

競売の場合、任意売却よりも少し長くは住み続けられますが、引渡日等はこちらから決められず、中々、スケジュールが立てづらく、もちろん引越し費用等も出ません。
任意売却の場合、通常売却と販売方法は変わらずに販売する為、周囲の方に任意売却ということもわかりません。

ただし任意売却を行えるのは競売の開札前まで

どんなにいい物件でも1週間で売り切るのは難しいです。

不動産は売却期間が長く取れる方が売れる可能性も高くなります。逆を言えば、築年数が古かったり、立地が悪くても、販売期間が長ければ売れる可能性は上がります。その為、住宅ローンの支払いが難しくなったら、なるべく早くご相談ください。

一人で悩み、ご相談いただいた時にはもう手遅れな場合もございます。
任意売却は競売前の最後の売却ではなく、次の新たなスタートをスムーズに進められる選択肢の一つです。

当社は任意売却から次の新たな住まいまでトータルしてご提案させていただきます。通常不動産は生涯に何度も売り買いしないのでわからなくて当たり前です。デリケートなことも多く中々周りには相談しづらいかと思いますが一人で悩まず、当社はご相談者の一番いい選択で取り組みます。

次の新たな生活を見据え、なるべく負担の少ないようにご相談者様第一主義で進めて参ります。

問題の先送りをせず、お気軽にお問合せ下さい。